2014年9月7日日曜日

京都学生演劇祭2014閉幕!

どうも。
会長の齊藤です。
会長と名乗るのもこれで最後です。
すぐブログを書こうとしたのですが、
言葉が見つからず、かといってこのままなのも駄目だと思うので
思いつかないなりに書いていきます。


8月30日から9月2日を除いて、9月5日までの6日間。

15団体×4ステージの計60ステージが立誠小学校で行われました。

観客動員数は1200人を超えました。
審査員特別賞は「コントユニット左京区ダバダバ」でした。
京都学生演劇祭賞は立命館大学の「劇団西一風」でした。


京都学生演劇祭を観にこれなかった皆さん。
悔しい思いをしてください。
どの団体も自分の武器で戦っていました。
最高でした。
個人的にもっかい演劇をしたくなりました。
そして、なにより
京都の学生演劇の輪を作る1段目を作れたようにも思います。


誰かが打ち上げ中に言っていました。
「無茶苦茶でもいいので、来年も京都学生演劇祭は開催したい。団体レベル云々の話とか、ユニット云々の話は隅に追いやってこれを伝統にすれば、これを学生劇団の普通のレベルまで落とせれば、いつしかすこぶる凄まじい作品が、奴らが、京都の真ん中で演劇をする。これが年1で開催される。ぞっとします。そうなったら今度は周りがほっとかないでしょ。」って。

確かに交流という機会を押し出す演劇祭ではありましたが、
こういうギラギラした意見も聞けて良かったです。

絶対に来年も開催しましょう!!
運営委員だけでは演劇祭にはなりません。
各団体目指す理想は違うかもしれませんが、
どうか是非来年の演劇祭に参加してください。


下記の写真は今回の参加団体の集合写真です。




最後に

番外企画の講師として、
審査員として、
観劇レポーターとして、
テクニカルスタッフとして、
コーディネーターとして、
お客様として、
京都学生演劇祭に関わってくださった皆様に厚く御礼申し上げます。
                          

2014年8月29日金曜日

稽古場見学 劇団月光斜TeamBKC&劇団立命芸術劇場

こんばんは。
渉外の荒木です。
だいたい20時間ぶりの更新で、最後の稽古場見学の報告をしたいと思います。
本来ならもう少し時間を空けたかったのですけども、あと半日もしたら演劇祭本番になります。
皆様の観劇の一助になったらと思います。
今回は「劇団月光斜TeamBKC」と「劇団立命芸術劇場」を紹介します。

まずは、「劇団月光斜TeamBKC」です。こちらはBブロック3番目の登場となります。
2012年度の第二回京都学生演劇祭以来、2年ぶりの出場となっております。


8月某日にBKCのセントラルアーク4階にて稽古場見学に行きました。本日のメニューは午前中に筋トレをしてから午後に脚本の稽古となっていました。私は午後からお邪魔させてもらいました。
稽古初めから日が浅く、どういう風に演技をするのかを演出と役者が手探りの状態でイメージを固めるということをしていました。いいものを作るために先輩後輩の上下関係はいったん括弧に入れて、様々なことを試していました。

そして先日二度目の訪問で稽古を見せてもらったとき写真をいくつか取ってきました。前観た時は断片しか見れなかったのですが、前よりも断然面白くなってしてましたね。その時の写真です。



こういう風に本番が近くなるほど、伸びしろの方も比例して大きくなるのは見ていてとても面白いです。これが学生の力なのかもしれません。
講評の方も普段あまり稽古場に居ないスタッフさんに観てもらうなどして積極的にもらい最後の最後まで貪欲にいいものを作ろうとしていました。本番で彼らの勇姿をぜひぜひ御覧ください。

月光斜TeamBKCの皆さんありがとうございました。

最後になりますが、「劇団立命芸術劇場」を紹介します。こちらはDブロック1番目の登場です。
実は、私は時間が合わなかったりとか都合が合わなくて稽古を見れてません。

しかし、代理で稽古場見学に行ってくれた演劇祭コーディネータの井上さん(昨年度の演劇祭実行委員)によれば通し稽古をみてかなり面白いので絶対見たほうが良いよと言っていたので、きっといい感じに仕上がっていたに違いないです。彼女が取った写真をアップしますね。






実は今日ちょっとだけリハの様子を覗いたのですけど、たしかに期待感が高まりました。
ほんのひと時しか覗けていないですが、本番どうなるか観てみたいと思わせるのには十分でした。
本番でお客さんの力も借りてリツゲイさんがどのような跳躍を遂げるのか本当に楽しみです。

立命芸術劇場さんありがとうございました。



以上駆け足になりましたが、全団体の稽古場の様子をアップしてきました。皆さんかなりエネルギーを注いで創作をしていました
。実は渉外部署を希望した理由の1つとして学生演劇の稽古場を覗いてみたいというのがあったのです。
参加団体の皆様からは私自身エネルギーを頂いたので、これからの本番での活躍を全力でサポートさせてもらうためにも、ご来場されるお客さんに対して神対応していく所存です。

長くなりましたが、明日からの京都学生演劇祭をぜひぜひ見に来てください。実行委員共々お待ちしております。


稽古場見学 劇団西一風&劇団蒲団座

こんばんは。
学生演劇祭渉外担当の荒木です。

小屋入り3日目を迎えました。昨日から参加団体のほうでも元・立誠小学校リハーサルが始まっています。実行委員のほうでも当日のアンケート等を挟み込む作業を迎え、準備も大詰めです。このブログに限らずTwitterなどでその様子がチラチラと見れるかと思いますので皆様チェックしてくださいね!

ですが、参加団体について演劇祭開催直前にもう少し知りたいという方もおられると思うので今日も稽古場見学のことについて書きます。
今回は、「劇団西一風」と「劇団蒲団座」の紹介です。

まず「劇団西一風」から紹介します。こちらはAブロック3番目の登場となります。

西一風は立命館大学に拠点をおいている劇団で、衣笠キャンパスに3つ劇団が存在する立命館大学のなかでもより個性的な劇作をおこなっています。個人的には今回上演するタイトルからも個性的な雰囲気を感じます。

8月上旬に立命館大学のサークル棟での稽古にお邪魔させてもらいました。
プレイエリアにとても近いところで見せてもらったことと、小さめな部屋で稽古してるせいで皆さんの熱気がすごく伝わりました。
そのときの稽古の様子です。







お邪魔した日は直前の公演が7月末にあったため稽古を始めてまだ日が浅かったようですが、稽古日数を補うようなチームワークで芝居を作り上げていました。(今気づいたのですが、壁に書いてある村上が気になりますね。。)
先日通し稽古を見せてもらいましたが、個人的にはエグくて胸熱な芝居になっていました。
演出さんがどういう風にして何を表現しているのか好奇心をそそられました。
もっと書きたいけどネタバレになっちゃうので、これ以上言いません。
続きが気になった方はぜひぜひ会場にお越しください。

西一風さんありがとうございました。



次に、「劇団蒲団座」を紹介します。こちらはEブロック3番目に登場します。

蒲団座さんは今回まで京都学生演劇祭に出続けている団体です。
私は今回から学生演劇祭に参加しているので直接には関係ないですが、皆勤賞は委員としてもとてもありがたいなあと思います。
京都学生演劇祭がじわじわと認知されていることと、芝居する場として魅力を感じてくれているわけですからね。つまり継続することは大事なんだと改めて気づかせてくれました。

さて、私は8月上旬に大谷大学へ向かい、稽古場にお邪魔させてもらいました。
そのときの稽古場の写真です。



写真にも少し写っていますが、この日は小道具さんや衣装さんも一緒の部屋で作業していて数十人程人が居ました。
部屋に入ったとき、演出さんが全員呼んできて、私一人に対して数十人で挨拶をしてくれました。
まるで部活にきたOBのようなスタイルになったので少し恥ずかしかったです。
それはとにかく礼儀正しいのが印象に残りました。

それから、最近代替わりしたそうでニューカマーの一年生もいてこれから新しい蒲団座を作っていくぞという意気込みをあちこちから感じました。この熱気が学生演劇祭に向けられているので楽しみですね。
私は通し稽古に行けなかったのですけど、一昨日のリハの様子をみた感じでは良い準備をしてきたなと分かりました。
みなさま蒲団座の芝居をぜひ見に来てください!

 蒲団座さんありがとうございました。

長くなりましたが、今日はこれまでです。
気づけば日付が変わっていました。残り1日で演劇祭開幕です。 皆様のご来場お待ちしております。


2014年8月28日木曜日

稽古場見学:劇団S.F.P.&ヲサガリ

こんばんは!渉外の幸村です!

実はまだまだ終わらぬ!稽古場見学!

今回は劇団S.F.P.さんです!

劇団S.F.P.さんは京都女子大学を中心に活動しておられる劇団さんで、今回の演劇祭ではCブロックの2番目に登場されます!

稽古場見学にお伺いしたのは丁度先週のこと。
時期も時期だけに、通し稽古を見学させていただきました。

さて、先程も述べた通りS.F.P.さんは京都女子大学を中心に活動しておられる劇団さんでして。
勿論稽古は大学で行われまして。

ここから委員(男)が単身女子大学に乗り込むのにかなりビビったり手続きを済ませてからも大学構内で挙動不審になりまくったりするのはまた別の話であります。
(因みに普段の公演は勿論男性も入場できるそうですよ!)

さてさて余談は置いておきまして稽古場見学。
実は今回役者さんは4回生さんがズラリ!だそうです!

この後卒業公演も控えておられるそうなのですが、それでも演劇祭に参加してくださってます。
熟練の演技でありますね!

さて、稽古内容は通しでありましたので、その話はあまり出来ないのですが、そのあとの反省。
皆さん忌憚ない意見をどんどん出されていきます。

その本気さが伝わってきます。
反省の時、委員も輪の中にいたのですが、もうこちらが居ても立ってもいられなくなるぐらいでした。


女子力高めの学生劇団をお見逃しなく!




劇団S.F.P.の皆さん、ご協力ありがとうございました!

演劇祭情報
劇団S.F.P.「彼らが謳う正当性」

脚本:丹羽彩美
演出:田村紗絵

会場:音楽室

8月30日(土)14時~
8月31日(日)18時~
9月3日(水)14時~
9月4日(木)18時~




そしてしてして!まだまだ続く見学!

ご紹介するのはヲサガリさんです!

ヲサガリさんは京都工芸繊維大学を中心に活動されている劇団さんで、今回の演劇祭ではEブロックの1番目で登場します!


・・・という所で、実はなかなか都合が合わず、稽古場見学にお伺いできなかったのですが、実は昨日、立誠小学校でのリハーサルを見学させていただきました!

その様子をちょっとだけご紹介させていただきます!

今回、ヲサガリさんは2人芝居です。
そのお2人が、舞台を縦横無尽に動き回ります。

さてさて、やはりこちらも内容をお話してしまう訳にはいきませんので!笑
ただ、舞台を見たときに、おっ、と思いました。
2人の芝居に2つの舞台道具。そこから何が繰り広げられるのか。こうご期待です。

あえて写真は載せません。皆さんのその目で、舞台をご覧頂ければ幸いです。


ヲサガリの皆さん、ありがとうございました!

演劇祭情報

ヲサガリ「転校生13号」
脚本/演出:小川晶弘

会場:音楽室

8月31日(日)13時~
9月1日(月)17時~
9月4日(木)13時~
9月5日(金)15時~


絶賛予約受付中!
詳しくは京都学生演劇祭2014のHP、又は参加劇団まで!

2014年8月27日水曜日

稽古場見学 ナマモノなのでお早めにお召し上がりください&劇団トポス

こんばんはっ
渉外の荒木です。

今日から実行委員は舞台・技術スタッフとともに小屋入り期間に入りました。
舞台・技術スタッフがちゃくちゃくと元・立誠小学校を芝居小屋に作り変えるなか、我々は微力ながら講堂の掃除とか玄関に演劇祭の横断幕を垂らしてました。通行人の人達が横断幕を写真とってたりしていたので、デザインを担当した小川くんは大喜びでした。苦労が報われて良かったね!

さて、我々の話はこの辺でいいとして、今日も稽古場見学について書きます。今回は二本立てです。前半に「ナマモノなのでお早めにお召し上がりください」と後半に「劇団トポス」です。
まず最初に紹介するのは、「ナマモノなのでお早めにお召し上がりください」(長いので、次からナマモノと表記させていただきます)です。
こちらはBブロックの2番目に登場します。昨日から京都学生演劇祭初出場の団体が続きます。

8月上旬に中京青少年活動センターへ向かい、稽古現場にお邪魔させてもらいました。
 そのときやっていたのはシリアスシーンで、私は気が散らないように密やかに稽古写真等を撮ったりしてました。
演出もかなり抑えめのトーンでやっていたので、前に紹介した「スーパーマツモト」さんとは対照的でした。
台詞の間やセリフがないときの動きにかなりの力点をおいて稽古していましたね。
ナマモノさん独特の空間を作っていたと思います。
その時の写真がこれです。




この日は人数が少なかったそうですが、少数精鋭といいますかチームワークもいい感じで演出も役者も見る人を交換しながら、演劇という小さな政治にエネルギーを賭けてました。
私は居るだけで結構エネルギーを吸われました。
もちろん、それだけ密な空間だったということですよ!

そして先日通し稽古を見せてもらいましたが、とても文学的な感じを受けました。文学に疎いのに適当な事言いましたが、レトロで純粋な日本映画をみている感じです。
演劇祭に来れられる方は、ぜひぜひナマモノさんの雰囲気を味わいに来てください。

ナマモノさんありがとうございました。



さて矢継ぎ早に、「劇団トポス」を紹介します。こちらはAブロック2番目に登場します。
劇団トポスも学生演劇祭初出場です。

8月上旬に右京区にある京都外大にて稽古しているところにお邪魔しました。

入った建物自体がなんだか洒落ていて稽古してる建物の壁が大理石だったり、外国語大学だけあって国際色豊かで各言語の弁論大会で獲得したっぽいトロフィーが飾ってありました。
国公立大学である東京外大、大阪大学に次ぐ言語別の専攻があるそうです。(ウィキペディア情報)
どことなく他の大学とは違った感じを受けました。

トポスでは今回の学生演劇祭で初めて学内を離れて外部で公演をするらしいので、他の団体に負けないように頑張るという意気込みが伝わってきました。
たとえば、稽古は7月の中旬には始まっていて、この時点で他の団体よりも稽古日数が比較的多く、準備もある程度整っていたようです。

肝心の稽古では、シーン練習を繰り返してシーンの練度をあげていました。
稽古場ではこんな感じ。




全体としてはアットホームな雰囲気が漂っていましたが、演技が終わって演出が後輩の役者に向けて、厳しいコメントをしていたのを聞くことも多かったです。
後輩の方も演出の意図を確認したりと食い下がっていたので、演出も役者も切磋琢磨のしがいがあるように見えました。
少人数だからこそメリハリが効いた稽古場になっていたと思います。

まだ私は彼女たちの通し稽古を見れてないのですけど、きっとイイ感じに仕上がっているに違いないですね。ちなみにお話は私見ですがSFにノスタルジーを入れ込んだ印象でなんとも夏っぽい台本なので本格的な夏が終わって晩夏に差し当たるこの季節にはぴったりだと思いますよ。
 いま劇団トポスさんの舞台を見れるのは学生演劇祭だけですのでぜひぜひ皆様お越しください。

劇団トポスさんありがとうございました。

以上駆け足になった感が否めないですが、演劇祭まであと数日です。
皆様のご来場お待ちしています。

2014年8月26日火曜日

稽古場見学 スーパーマツモト

こんばんは。
もうひとりの渉外の荒木です。8月中稽古場見学をしてきましたが、諸事情で紹介が遅れてしまっていたのでこれから怒涛のようにアップしていきたいと思います。

まずはスーパーマツモト。こちらはEブロック2番目に登場します。

8月上旬中京青少年活動センターへ稽古場見学にいってきました。
とにかく稽古場がにぎやかで演出がたまたま居なかったためか多少暴走気味?に稽古をしていました。

私もアップに少し参加させてもらったのですが、そのときやってたのは声の最大出力をとにかくあげることをしてました。たとえば、対面で滑舌の練習をするのですが、全力で罵倒する感じであめんぼあかいな~の五十音をやってました。私は次の日喉を痛めました。恒常的に発声していない人間が久々に大声出すとキツイですね笑

次に目を引いたのは、ダンスの試行錯誤です。
メンバーが輪になり、そして音楽に合わせて即興的に一人ひとりが思いつきでやりたい動きを実演していきます。全員がやりたい動きをみせたら、それを音楽に合わせて動いていきます。合図で次の人が提案した動きに切り替えていきます。これの繰り返しをしながらダンスの振付を作っていってました。
その時の写真です。


※2つ目の写真は決して罰ゲームではないです。

こんなかんじで舞台の中でいかにして身体性を全面に出していくかということを試行錯誤していました。これを30分位ぶっ続けでやっていたのでみんなへとへとになりながらも、意見を出しあいとりあえず実験という感じで疾走感溢れる稽古場でしたよ。

そして先日通し稽古をみてきたのですが、体の動きがキレキレで本番が楽しみでしかたありません。きっと楽しい時間を観客の皆さんに提供してくださることまちがいなしです。

スーパーマツモトのみなさんどうもありがとうございました。


2014年8月25日月曜日

稽古場見学:ルサンチカ

こんばんは!
渉外の幸村です!

毎度おなじみ稽古場見学!ででん!


今回はルサンチカさんの稽古場にお邪魔しました!

ルサンチカさんは演劇祭ではDブロックの3番目に登場されます!


ということで、お伺いしたのが8月中旬。
もう本番間近です。


お伺いすると、脚本を基に細かい演出などを練っておられ、今まさに研ぎ澄ましていっている段階、といった印象でした。

ルサンチカさんは今回の演劇祭では珍しく、オリジナルの脚本ではありません。
それだけに、演出の仕方が特にポイントになってくるのでしょうか。

お伺いさせていただいてから、「〇〇がしたいんですがOKですか?できますか?」と、委員に質問の嵐。
見学にお伺いした幸村、タジタジです。笑


ルサンチカさん、今回、かなり「攻め」の感じが見受けられます。


何より稽古場を見学した委員が、「本番はどうなるのだろうか」と非常に楽しみです。
ただただ委員、ここはグッとこらえて多くを語らず。是非ともその目で確かめて頂きたいのです。


稽古の反省にも余念がありません。

ただ、普通にお話をしているとみなさん気さくな方で、稽古場の雰囲気は和やかでした!


ルサンチカの皆さん、ありがとうございました!


そしていよいよ!演劇祭まで後5日!


皆さんのその目で、京都の学生演劇を、見つめてみてください。